1月20日(土) 美波町のアオリイカ・根魚釣り

この冬 海の様子がいつもと違う。

例年釣れていた魚が全く釣れない。

まぁ 自然相手の釣りなので仕方のないことなのだろうけど。


日和佐沖の落とし込みで狙うブリも未だに全く気配のないままだし

伊予灘のタチウオも今年はさっぱりだった。

年末年始に3回釣行して2本 5本 3本と撃沈。

50本60本と釣れていた去年や一昨年の同時期と比べると

1/10以下の釣果に終わってしまった。


今回は美波町沖で根魚狙い。

とはいえ いつものようにアオリも視野に入れての釣行。



予報では一日凪?のようだけど…


2週間前は18℃あった海水温は 急降下で13℃に。



冷たい下り潮が流れると1日で5℃下がってしまうこともあるという。


この時期、海水温が下がると

ただでさえ活性の低いアオリや根魚が口を使わなくなってしまう。


釣り開始から 一気に沖へ。



いつもはアオリを狙って40mラインからスタートするのだが

最初から70mラインへ。

海水温が低下しているので少しでも高い沖側からということか。


アオリは厳しいやろうなと思ったら

予想に反して最初の流しからアオリが揚がっている。

2流ししたところで私以外のみなさん全員アオリをキャッチ。


出遅れてしまった。


朝からアオリが掛かっているので今日は大漁かと思ったら

その後 全くアタリなし。


船頭さんにお聞きすると 潮は動いていないそうな。

冬場の潮止まりはきつい。


ようやく最初のアタリがあったと思ったら



マトちゃん。


あまりにアタリがないので

アオリをあきらめて 本来の魚狙いへ。


さぁ これから挽回と思いきや



リールが壊れて巻けない(>_<)

100m近い水深で100号オモリを手巻きするのは大変だ。

3回ほど流したところでギブアップ。


また アオリ仕掛けにもどすと

本日最初のアタリ



やっと釣れた。


その後もアオリ狙いでがんばるが

全くアタリなし。


午後からは気持ちを切り替え

タチウオ用の予備リールで再び魚狙いへ。

PE1.5号にハリス8号とバランスがよくないが

これでがんばるしかない。


今日は 上針に生きアジ、下針に切り身というハイブリッド仕掛け。

根掛かりを防ぐために ねむり針。


死んだアジを捌いて2枚におろして それを短冊に。

1匹のアジから4切れの切り身がとれる。



冷凍庫の片隅で眠っていた3年物?のイイダコとセットにして

これぞまさにリアルタコベイト(^_^;)


イイダコ効果か?



ウッカリカサゴの小 とはいえ30cm級

タコうまいやん…と言ったかどうかは知らないが

タコ

レンコダイに



ハタ坊まで

どれも下針に食いついている。



もうちょっといいサイズの魚がヒットしないかなと思っていたら

ゴツゴツっと大きなアタリ。

一呼吸おいて 次の本アタリで大合わせ。

それほど引かないけど かなりの重量感。

ぽかーんと浮いてきたのはオレンジいろの魚。



50cm 2kg級のウッカリカサゴ。

こいつは小アジを食っていた。



これ1匹で 瀬戸内のミニカサゴ20匹分?


何匹か魚を釣ったので

再びアオリ狙ってみることに。



でも やっぱりアタリなし。


今日は凪かと思ったら午後から結構な波風がたって

船を回すときに頭から海水シャワーを浴びること数回。


アオリをあきらめ最後の1時間は再び魚狙いに。

ヒラメとかハタ系の良型を釣りたいのだが


アタリは結構強烈でも

巻き上げ途中はほとんど引かず 重いだけなのは



やっぱりこいつ。


アタリの後に根に潜られたが

無理矢理引っ張り出したのは



アヤメカサゴ

この1匹で終了。


今日は70〜90mラインを攻めたせいか

アオリは顔を見た程度であった。



釣果の一部。

ウッカリカサゴ アヤメカサゴ マトウダイ レンコダイ ヒゲソリダイ マハタ アオハタ …



ヒラメや青物は釣れなかった。


ウッカリカサゴの♂と♀?



魚狙いだとわかっていながらアオリ狙いに半分以上の時間を費やし

魚も中途半端な五目釣りになってしまった。


海水温の低下と動かない潮の割には釣れた方かも。

2kgサイズのアオリを釣りたかったが

また来シーズン?



本日の釣果 アオリイカ ウッカリカサゴ など